一般計量士試験 合格問題集 豆知識-1
一般計量士試験 合格問題集 三好康彦著
P292 特定商品および特定物象量
特定商品および特定物象量に関する問題です。
その中で、特定商品と特定物象量の組み合わせを問う問題があります。
特定商品とは、量目公差の範囲内で計量することが義務付けられた商品のことで、食品を中心に29種類が設定されています。
※食品だけでなく、灯油や潤滑油も含まれているので注意!
特定物象量とは、特定商品ごとに政令で定める物象の状態の量です。これには、質量とか、体積があります。
正直な所、組み合わせを29種類全部覚えてられるかい!!という話なので、組み合わせの内容を確認しました。
★「質量または体積」となっているもの、計7種類。
▷缶詰及び瓶詰、トマト加工品並びに野菜ジュース
▷粉乳、バター及びチーズ以外のもののうち、アイスクリーム類以外のもの
▷ソース、めん類等のつゆ、焼肉等のたれ及びスープ
▷飲料(医薬用のものを除く。)アルコールを含まないもの
▷油性塗料、ラッカー、合成樹脂塗料及びシンナー(塗料用のものに限る。)
▷家庭用合成洗剤、家庭用洗浄剤及びクレンザー
★「体積」となっているもの、計4種類。
▷しょうゆ及び食酢
▷飲料(医薬用のものを除く。)アルコールを含むもの
▷灯油(容器に入れて販売するとき、体積表記義務)
▷潤滑油
★「質量」となっているもの、計18種類。
上記以外の18種類は全て質量です。
これで一応、11種類さえ抑えておけば29種類全てを覚えておく必要はありません。
なんだか、百人一首の覚え方みたいですね笑